指さないはり(鍉鍼)

鍉鍼とは

鍉鍼は現在でも古代九鍼の物が使用され、様々な材質のものや、バネが組み込まれたスプリング式のものも使用されています。基本的に体にさして使用する鍼より太いように作られており、棒のようなものといった方が近いです。尖端が丸くなっている構造のものもあります。主に、鍼の刺激が苦手人、繊細で敏感な人、小さなお子さんに良く使用されます。
直接体に鍼を刺すわけではないので、もともとリスクの低い鍼ですが、さらにより低いリスクで施術を行うことができます。肩周辺の肺が近い部分の施術は刺す鍼では少々気胸のリスクがありますが、鍉鍼では気胸になる心配がないのも特徴です。
 

効果

直接皮膚を撫でるように刺激し、心地よい感覚を与え、自律神経を調節していきます。
一般的に体に直接刺鍼する、毫鍼と呼ばれる鍼が使用されることが多く、刺さなくて効果があるの?と疑問に思われると思います。しかし長らく鍉鍼を生業(なりわい)としている人であれば効果はひけをとりません。
交感神経と副交感神経のバランスを整えるので、気分がスッキリしたり、筋肉の強張り、コリ感が取れる、眠りやすくなるような効果が期待できます。
また、肌を撫でるように刺激すると、幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌されます。そうすることでその名の通り、幸せな気持ちになりやすくなるのです。
また、東洋医学的にみても、経絡の流れを整え、正常に近づけ、自然治癒力が上がります。
 

種類

鍉鍼には様々な材質のものがあり、長さや形も数多くあります。
自分に使いやすいものをオーダーメイドしてくれるところもあります。

 

1. 金
薄くよく伸びる性質がある。その柔らかさで人体にも馴染みやすい
酸化しにくく、高い電位差を生ずる。
金の純度によりこれらの性質は向上する。
※電位とは電気的なポテンシャルエネルギーに関わる概念のこと。
 

2. 銀
金に次ぐ性質を有するが、少し酸化し錆びやすい。
しかし、金よりも電気や熱を伝えやすい。
金より値段が安価。

 

3. チタン

金属の性質上強く、軽く、錆びにくい。
金銀に引けを取らない性質を持つ。
値段もお求めやすく、初心者でも使いやすい。

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