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ディスポの意味
ディスポとは、ディスポータブル(disposable)の略で、「使い捨て」を意味します。
医療の分野で用いられることが多いです。
ディスポ鍼の特徴
ディスポ鍼はステンレス製で滅菌消毒されています。なのでそれぞれの鍼灸院によって消毒に差が出てくることはまずありません。
また、滅菌後は空気に触れる前に製品化されるので汚れてしまうということがなく、繰り返して使うこともないので、菌が入ったり感染症にかかるリスクはほぼ無いと言っていいでしょう。
ディスポ鍼は使い捨てで数を使うことが多いということもあり、単価はとても安く設定されています。それはもろく弱い訳ではなく耐久性があり折れにくく、非常に細い鍼なので痛みを感じにくくできています。
現在ではほとんどの鍼灸院で衛生面、安全性を考えて使い捨ての鍼を使用しています。
セイリン
セイリンディスポ鍼JSP
鍼がしなやかで刺した時の筋肉の感覚がつかみやすいです。また、鍼の先端が丸く、痛みを感じにくいようにできています。切皮痛を感じやすい人にいいかもしれません。鍼管と鍼柄が繋がっており、片手で簡単に外せてそのまま刺せるようになっています。
NEO
こちらの鍼の先端は「松葉型」となっており、少し鋭い感覚があります。しかし柔らかさもあり、スムーズに刺入ができます。ユニコ柄はステンレス製となっており、幅広い用途に対応できます。とても汎用性が高いです。また、鍼管部分が六角形で手に馴染みやすく、安定感があり転がってもいきません。鍼体に弾力があり 固い筋肉にアプローチするのに向いています。
イッシン
鍼尖
肌にすッと入る鋭い鍼尖、切皮痛が少なく、操作しやすいすべり・硬さ・たわみがあります。
鍼管
押手がしっかりと安定するよう分厚い構造と、rの管角で肌への当たりが柔らかくしており、また管の内径を狭くし、正確にツボを狙いやすくしています。
初心者から熟練の人まで幅広い人に使いやすく、今使っている鍼に違和感を感じている人は特におすすめです。
ディスポ鍼の注意点
包装済みのものが濡れたり、落としてしまったりしたときは、滅菌包装が破損している可能性が高く、再滅菌できなければ使用ができなくなります。
鍼を大切に扱うために、扱いやすい環境にしておきましょう。