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エコノミークラス症候群の症状
エコノミークラス症候群は、同じ姿勢を長時間続けることによって膝裏の血流が悪くなることで、症状が軽い場合は足の痛みやむくみがあり、重度の場合は、胸の痛みや呼吸困難などの症状があります。その他にも冷や汗や動機、血圧の低下、チアノーゼ、意識の消失など命にかかわる異常として発症することもあります。また、皮膚と静脈との間に炎症が起きることで、血栓性静脈炎になる場合があります。
時間
飛行機、列車、バス、自動車などの座席で、4時間以上座ったまま動かないでいると、血栓ができる危険性が2倍に高まるという。 「エコノミークラス症候群」という病名は、狭い座席に長時間座ったままでいると起こりやすいことから付けられたが、航空機のエコノミークラスでなくとも、それに近い環境にいると起こる可能性がある。
【予防のために心掛けると良いこと】
予防のためには、
(1) ときどき、軽い体操やストレッチ運動を行う
(2) 十分にこまめに水分を取る
(3) アルコールを控える。できれば禁煙する
(4) ゆったりとした服装をし、ベルトをきつく締めない
(5) かかとの上げ下ろし運動をしたりふくらはぎを軽くもんだりする
(6) 眠るときは足をあげる
などを行いましょう。