耳つぼ

目次

効果

耳には、耳の外側と中心部をもんだときとでは効果が違ってきます
耳たぶを合わせた耳の外側部分には交感神経、耳の穴周辺の中心部には副交感神経が分布しています。それぞれの支配領域を刺激することで効果が違ってきます。
交感神経では末梢(手足)に反応が現れ、副交感神経では内臓に効果が現れます。

 

ダイエット

耳つぼに刺激をすると、耳鍼をした約6割の人にダイエット効果が得られているという、研究結果も報告されています。ダイエット効果の一つに食欲中枢のツボを刺激して、食欲を落とす方法があります。耳の中心部には副交感神経が分布しているので、内臓(消化器)系に食欲が落ちるよう影響します。
このダイエットは激しい運動は必要なく、体を動かすことは苦手だが痩せたい、きれいになりたいと思っている方におすすめです。
また内分泌系にも効果があり、ホルモン分泌を正常にし体の調子を整えてくれます。
ホルモン分泌が正常になると、肌の調子も良くなり、体調も良くなります。
 

ツボ

耳は全身と繋がりがあり、ツボも多数存在します。
その中でも有名なツボを挙げていきます。

飢点
食欲を抑えてくれる、最も有名なツボ。
耳珠の真ん中にあります。
 
神門

 精神安定に効果があります。
 

胃、噴門、食道など
 大体耳の真ん中に位置します。
 水分代謝を高める、胃の不快感を抑え、消化機能の向上に効果があります
 

耳穴の後ろ側、胃、噴門、食道の下方に位置します。
肺も食欲に大きく関係しており、インスリンの過剰分泌が抑えられるといわれています。
  

花粉症に効くのか

「内鼻」と「咽頭」というツボが効果があると言われています。
ここは副腎と関係があり、ここを刺激すると副腎皮質から糖質コルチコイドという抗炎症作用のホルモンが出やすくなります。
花粉症はアレルギー反応により起こるものなので、このホルモンが適量分泌されれば花粉症の症状軽減になるでしょう。
 

米軍

米軍でも耳つぼを利用した痛みを緩和する方法が取り入れられています。
耳つぼ治療は、はるか昔から中国に伝承される治療法の一つです。いくばくか前にフランスの神経外科、ポール・ノジェが西洋医学的に見直し、耳つぼ治療を推進させました。
アメリカはフランスで救急外科にまで使用されている耳つぼ治療に注目し、米軍でも痛みの緩和に使われるようになったそうです。
自分でもセルフケアとして耳をマッサージして見るのも良いですね

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