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もぐさとは
もぐさ(艾)は、よもぎの葉を加工して作られます。よもぎの葉の
よもぎの葉は栄養価が高く、さまざまな効果のある薬草で、保健薬
もぐさの種類
もぐさには良質もぐさ、粗悪もぐさの二種類があり、それぞれ以下
匂いが古く芳香が高い↔︎新しくて青臭い
色が淡黄白色↔︎黒褐色
手触りが良く柔かい↔︎が悪く固い
繊維が細かく密↔︎悪く粗悪
夾雑物が少ない↔︎多い
よく乾燥している↔︎湿気を帯びている
点火しやすく途中で消えない↔︎点火しにくく途中で消えやすい
煙と灰が少ない↔︎多い
熱が緩和で心地よい↔︎急激で耐え難い
お灸の効果
先述で述べたように、お灸の効果はよもぎの効果に付随し、
お灸では特に、血液系、循環器系に作用します。
お灸後は、血液像(赤血灸、ヘモグロビン)の増加、血液凝固時間
お灸の色々
もぐさにはたくさんの種類があります。
昔から、お灸は艾(もぐさ)を体表に直接おき燃やしていたため、
有痕灸
1. 透熱灸(とうねつきゅう)
良質のもぐさを大体お米一粒分の大きさにひねり、直接皮膚のうえ
刺激を弱めるために糸状までお灸を細くしたりします。
2. 焦灼灸(しょうやくきゅう)
熱刺激により、施灸部の皮膚及び組織を破壊する技法。イボやウオ
3. 打膿灸(だのうきゅう)
小指から母指頭大程度の大きさで施灸して火傷を作り、さらに膏
有痕灸
1. 温筒灸(おんとうきゅう)または円筒灸(えんとうきゅう)
艾(もぐさ)と皮膚表面の間に空間ができるように、円形の紙の筒
筒の中で熱気が対流し、程よい熱さを患者さんに与えることができ
2. 隔物灸(かくぶつきゅう)
艾(もぐさ)と皮膚の間に生姜や味噌を置いて、直接肌で燃焼させ